2009年07月13日

情熱大陸「川上未映子(作家)」

 まず、この人のルックスが大好きです。なんなんだろう、って言うくらい歌手のhitomiに似ていませんか?言うまでもなく、hitomiも好きなんですけどね。

 1976年生まれ、32歳。大阪出身。芥川賞作家。僕は芥川賞をとった「乳と卵」ではなくて、中原中也賞をとった「先端で、さすわ ささられるわ そらええわ」の方を読んだことがあります。

 芥川賞をとったときは見せなかった涙を、中原中也賞で見せていたことが印象的でした。歌手としてデビューし、売れなくて、自ら持ち込んだこの本で賞を取れたことが何よりも嬉しかったのだろう、とナレーターは言っていました。

 川上さんは、自分について、「まだ世間は様子見をしているんだと思う。川上未映子がなんぼのもんじゃい、ってね。だって私の作品を読んでくれているわけちゃうもん。芥川賞の作品を読んでるだけやん。」と言われていました。そういう、現状に満足しなかったり、挑戦し続ける姿っていいですよね。

 また、小説について、
 「楽しくない。小説を書くことは。
 小説を書くことは、大好きやけど、楽しくない。」

 と言われていました。情熱大陸に出てくる人で、自分がやっていることが「楽しくない」って言う人が珍しい気がしてちょっと驚きました。そして「好きだけど楽しくない。」っていうスタンスがありなんだと思って、ちょっと新鮮な感じがしました。

 ちょっと長くなったけど、後二つだけ紹介。

 川上さんは今回の情熱大陸の中で、初の長編小説に挑戦しているのですが、その中でナレーターが、

 「こんなにたくさん本がある中で、自分の小説が意味を持ちうるのか。
 根本的な疑問にぶち当たり、小説が書けなくなった。」
 
 という趣旨のことを言われていました。なんか、共感する部分がありました。また、それでも書き続けようとする姿勢になんだか励まされました。

 そして、ついに長編小説が校了を迎えるのですが、その時、編集者さんが、「2007年夏に依頼した」ということを言っていました。実際に小説が校了を迎えたのは2009年6月末だったわけですから、やはりいいものを作ろうと思ったらそれくらいかかるものなんでしょうか。これは、ある意味で研究に通じるものだなと思いました。

 最後に、もう一つだけ。今回、情熱大陸はオンエアー日(7月12日)の五日前の7月7日(川上さんの長編小説「ヘブン」が掲載された群像の発売日)までを映像として出しているのですが、最後の最後まで人を追いかける情熱大陸の情熱に、流石だなと思いました。
posted by ごとうp at 01:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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