以前、情熱大陸にも出演していてこのブログでも書いた[URL]のですが、トップランナーでも同じことを言っていました。
それは、
「書くことは好き。でも楽しくない。」
ということです。
情熱大陸で言っていたときも衝撃だったのですが、やはりここに関しては変わらないんだなと改めて思いました。だって、情熱大陸やトップランナーに出る人が、自分のやっている仕事が「楽しくない、好きだけど楽しくない」と言いながらトップを走り続けているんですよ。そういう世界があるんだなと思いました。
ただ以前、情熱大陸で野球選手の城島もやっぱり「口では言わないだけで、プロ野球選手ってのは野球を楽しんでるわけじゃないと思う」と言っていました。コードブルーというドラマでも「救急救命士が楽しい仕事だとでも思っていたのか」というセリフがありました。だから、それくらいの気持ちがないとトップで走り続けることはできないのかなと思いました。
川上美映子は書くごとに「能力の無さを痛感する一行一行」「戦いに言っては負けての繰り返し」なので、執筆というのは「鬱屈した日々」です、と言っていました。
では、なぜ川上美映子は書き続けるのか。川上美映子は言います。
「達成したいという気持ちがあるから」「未知なものをクリエイトし
てそれを(世界に)置きたい。形にしたい」
と。
川上美映子の目指すゴールは、
「書き続けること」
川上美映子は言います。
「できたことには興味がなくなる。できないことが残る」
「できないことにしか興味がない」
と。
その興味が、川上美映子を次の作品に向かわせるのでしょうね。そして、達成したいという気持ちとできないことへの興味が、川上美映子をトップランナーたらしめているのでしょう。
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情熱大陸「川上未映子(作家)」
川上未映子の純粋悲性批判(外部サイト)[URL]
トップランナー「川上美映子」(外部サイト)[URL]
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忘れる力も大事だけど、忘れないことで成長できることもありますもんね。